今日代々木八幡の厄払いで
帰りにお守りやら色々もらった中にあった、
『神饌』(シンセンって読むらしい、調べ時間:30分) って書いた白い箱。
箱の裏側には、
…って書いてある。
ありがたさ満載な能書き。
おそらく中身は私の大好きな 【アレ】であろう。
あまくて、ちょっと安っい味で、
独特の歯ごたえと食感のアレ。
昔っから、 よぅ 一色町の宮さん(注:神社のこと)で
じいちゃんが貰てきてくれたアレ。
その当時 宮司さん的なことをやっとったじいちゃんが
宮さんから帰ってくるたびに、子どもやった私やいもうとに
「ほ〜れ、菓子や」
って ちょっと得意な顔でくれたっけな。
だいたいいっつも白なんやけど
たま〜にピンクが入っとることもあって、
どっちがピンクのやつ食べるかをめぐって
懐中電灯【いもうと】 対 でかい鉛筆【私】っていう
あきらかにスケールの違いすぎる武器を手に
ガンダムまっさおの攻防戦を繰り広げる、
なはーんてこともあったっけね。
『神さんがくれたお菓子や〜!』
と 本気で思ってたあの頃。
今日みたいな冬の日
つめたい外のにおいをくっつけて帰って来たじいちゃんが
かさかさした黒くて大きい手でくれる 白い小さな袋。
今思えば アレはただの落雁。
砂糖と卵白的なもんだけで作られとる、
地味なお菓子。
とりたてて言う程 ウマないし
子どもにしてみたら そら見た目も地味な。
そやけど
なんか特別な感じがして好きやったんさなぁ。
白いキモノ着て 水色の袴穿いて
宮さんへ行くときは いつもよりちょっとだけ
しゃんとして見えるじいちゃん。
あの味と カッチョイイVer.のじいちゃんのあの姿は
わたしの思い出のなかでいつも&いつまでもいっしょや。
(あの味に、逢いにいこう。)
超ー浸りながら わたし、
めっちゃセンチメンタルでメランコリックな気分で箱開けたら…。
中身
スティックシュガーやったあぁぁぉぁ
ぁぁぁぁっっっっっーー!!!!!
もう なんだかんだ ステキっぽく気分に浸りながらも
神前にお供えもしてないうちから
『コバラが減ったからちょっと喰ったろ♪』
的な?
そんな がっついた卑しい下心が神さんに通じたとしか思えん!!!
あーー超たべたい!! アレが!! 今すぐ!!
おかあさん、送って…。
アブねー塩かと思って、盛るとこだった。。蟻来るわ。。
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