2012年2月2日木曜日

落雁de落胆…。




今日代々木八幡の厄払いで
帰りにお守りやら色々もらった中にあった、

『神饌』(シンセンって読むらしい、調べ時間:30分) って書いた白い箱。




箱の裏側には、


…って書いてある。


ありがたさ満載な能書き。




おそらく中身は私の大好きな 【アレ】であろう。

あまくて、ちょっと安っい味で、
独特の歯ごたえと食感のアレ。


昔っから、 よぅ 一色町の宮さん(注:神社のこと)
じいちゃんが貰てきてくれたアレ。


その当時 宮司さん的なことをやっとったじいちゃんが
宮さんから帰ってくるたびに、子どもやった私やいもうとに
「ほ〜れ、菓子や」
って ちょっと得意な顔でくれたっけな。

だいたいいっつも白なんやけど
たま〜にピンクが入っとることもあって、

どっちがピンクのやつ食べるかをめぐって
懐中電灯【いもうと】 対 でかい鉛筆【私】っていう
あきらかにスケールの違いすぎる武器を手に
ガンダムまっさおの攻防戦を繰り広げる、
ーんてこともあったっけね。


『神さんがくれたお菓子や〜!』
と 本気で思ってたあの頃。

今日みたいな冬の日
つめたい外のにおいをくっつけて帰って来たじいちゃんが
かさかさした黒くて大きい手でくれる 白い小さな袋。



今思えば アレはただの落雁。

砂糖と卵白的なもんだけで作られとる、
地味なお菓子。

とりたてて言う程 ウマないし
子どもにしてみたら そら見た目も地味な。


そやけど
なんか特別な感じがして好きやったんさなぁ。


白いキモノ着て 水色の袴穿いて
宮さんへ行くときは いつもよりちょっとだけ
しゃんとして見えるじいちゃん


あの味と カッチョイイVer.のじいちゃんのあの姿は
わたしの思い出のなかでいつも&いつまでもいっしょや。



(あの味に、逢いにいこう。)


超ー浸りながら わたし、


めっちゃセンチメンタルでメランコリックな気分で箱開けたら…。


















中身 
スティックシュガーやったあぁぁぉぁ
ぁぁぁぁっっっっっーー!!!!!






もう なんだかんだ ステキっぽく気分に浸りながらも
神前にお供えもしてないうちから
 『コバラが減ったからちょっと喰ったろ♪』
的な?
そんな がっついた卑しい下心が神さんに通じたとしか思えん!!!



あーー超たべたい!! アレが!! 今すぐ!!



おかあさん、送って…。







1 件のコメント:

  1. アブねー塩かと思って、盛るとこだった。。蟻来るわ。。

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